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なんだか上手くいかない研修医に頑張ってほしいこと

職場が少し辛くなってきた人へ

初期研修が始まって早1ヶ月が過ぎようとしていますが、皆さんどのようにお過ごしでしょうか。新しい環境への適応に色んな緊張感やストレスを抱え、人によっては睡眠が削られ、メンタルも削られていることでしょう。

そんな中、毎日なんかうまく行かない、居場所がない、すでに職場が苦痛、朝起きた時に職場に行きたくない気持ちが強くなってしまっている人もいるかと思います。以下、そんな方にちょっとだけ実践してみてほしい、ちるちるからのエールです。

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1. 職場の人に挨拶する

職場と親密になるための第一歩。事務方でもコメディカルでも誰でも良いので、しっかりと挨拶しましょう。午前中は「おはようございます」午後以降は「こんにちは」「お疲れさまです」と。内容はどうでも良いんです、とにかく相手とすれ違う際に素通りをしないこと。相手の存在を無視ししていないということが大事。挨拶して「なんだアイツ」と思われることはない。挨拶しないと「感じが悪い」「無視した」「偉そう」色々言われるので、自分を守るためにも、今まで億劫で出来ていなかったとしたら今からでも良いので挨拶始めましょう。

職場で大事なのは、好かれることではなく、「嫌われないこと」です。相手があなたを無視したとしても、こちらからボールを投げ続けましょう。嫌われないためにです!

2. 職場の人の名前を覚える

職場と親密になるための第二歩。全員の名前を覚えるのは不可能。ですが、医局に属する他の医師(同僚・同じ部署の人)、現在ローテーションしている科で関わる病棟のコメディカルスタッフの名前を優先的に覚えるようにしましょう。これが研修医の必須科目といっても過言ではありません。挨拶に引き続き、名前を覚えるという行為も相手の存在を認める行為の1つです。

また、相手の名前を覚えることは、自分の名前を覚えてもらう近道でもあります。名前の知らない相手に気軽に頼みごとをするのはお互い気が引けルものです。

例えば、ナースステーションの人とお互いに名前を覚えることができたら、看護師さんとの連携が非常にスムーズになるし、看護師さんに病棟での仕事を頼まれやすくなり、いろんなチャンスが増えます、何よりもナースステーションに居場所がないという苦痛が無くなります。

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3. コミュ障は「質問すること」で乗り切る

「質問すること」は最大のコミュニケーションツールだと私は思っています。ここでは、相手と親密になるための第三歩としましょうか。人と話しする事が苦手な人ほど、これを実践してほしい。

先輩医師やコメディカルの人と何を話せば良いかわからなくてよく沈黙になってしまう、、という人、結構いるのでは。例えば、回診の移動中、病棟カンファの開始を待っている時間、など何か話した方が良いけど何話せば良いかわからない・・・沈黙。

そんな時には、日頃の業務で疑問に思っていることを相手に合わせて質問すれば良いのです。例えば、看護師さんであれば、「病棟業務で研修医が気をつけるべきことは何ですか」とか「研修医がやらかしそうなミスとかありますか」とか、最悪「趣味はなんですか」でいいんです。話のネタとしての質問ですから、相手が困らない、きっと快く答えてもらえるであろうことを聞けば良いのです。ただ、ネタも尽きてきますから、業務の中でちょっとした疑問質問を貯めるよう意識すると良いと思います。

看護師さんに関わらず、気軽にわからないことを聞ける人が多ければ多いほど毎日の研修が充実します。相手の経験の中で研がれ磨かれて来た知識・知恵・技術というのは、私達が仕事の片手間に調べた情報とは重みも違います。

 

ぜひ、この3点、実践してみてください。きっと何かが変わるはず!

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