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医師国家試験 当日起こりうる事件

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医師国家試験中に遭遇した事件の数々

最初で最後の第111回医師国家試験の3日間。

以下、私のいた会場で実際に起こった事件の数々です。

「万全を期すために、最後に気をつけたいこと」として、時間のある方は参考にしてみてください。

遅刻

仲間で本試験開始の5分前に滑り込んできた奴がいました。会場の遅刻のルールとかよくわかりませんが、とりあえず試験開始には間に合ったので受けさせてはもらえたようでした。しかし、周囲も動揺しますから、本人の心中穏やかではない事は間違いありません。ちなみにその人はボーダー周辺民でしたが、落ちました。

→そもそもあまり余裕のない人がギリギリを攻めてはいけないのでしょうな・・・。知識量に余裕のない人は、少なくとも時間と心には余裕を持たせて臨みましょう。

1日目もしくは2日目で心折れてログアウト

111回は1日目の必修が荒れ模様であったためか、心が折れて戦意喪失。2日目以降受験することができなくなってしまった人が少なくとも2名いました。

→何があっても、心が折れて死にそうでも、あなたは死なないし、試験前後の予習も復習もしなくていいから、何も考えずに寝て起きて何も考えず会場へ行ってください。会場に行って席に座りさえすれば90%は受かる試験ですから。行かなかったら即アウトですから。

緊張して過呼吸、テタニー、腹痛、失神

Case1. 緊張でお腹痛い、頻尿気味になる人はザラにいました。

Case2. 試験当日まであまり緊張を見せていなかった友人が過呼吸になってテタニーを起こして倒れたのにはびっくりしました。その子は無事合格こそしましたが、体調を完全に崩してしまい国試後に予定していた卒業旅行を全てキャンセルしたとのことでした。

Case3. 失神を起こして試験会場に入るところで倒れてしまった方も。幸にも試験開始の1時間前の出来事であった為、少し休んでから私と同部屋で一応試験を受けていたようでしたが、その方が受かったか落ちたかは知りません。

→とにかく、あまり自分の体調を過信せずに当日に向けてしっかり体調整える必要がありますし、また、当日いきなり急変もあり得るのでなるべくリラックスした状態で臨めるのがベストです。それが難しいんですけどね・・

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国試せん妄

当日会場では、躁?ナチュラルハイ?プチパニック?状態になってる人がとにかく目につきます。私の同期の一人は休憩時間にじっとしていられず、あっち行ったりこっち行ったり徘徊していて普通に怖かったです。結局、その落ち着かない症状は休み時間だけではなく、試験中にも影響してしており、後で聞くとどんな問題をどのように解いたかも全く覚えていないとのことだった。覚えていない、とな。怖い、怖すぎる。ちなみに、その同期は模試では常に偏差値40後半の安定した成績の持ち主でしたが、国試せん妄の前に無残にも散るのでした・・・。

→本当にせん妄だとしたら、規則正しい生活やリラックスできる状態を整えることで少しは予防できるかもしれませんね。直前期は身体を労って・・・

ついつい丁寧に解き過ぎて最後まで解けない

こいつぁ、不合格者によくある失敗パターン。勉強量が少なければ少ない程、知識不足を当日の集中力でカバーしようとする。途中スッキリ解けない問題があるとついつい入れ込んでしまい、尻すぼみ状態。途中で時間配分ミスに気づき焦せる。その精神状態で残りの問題を解くと、いつもはしないミスを連発。そして、最悪なのは全く手をつけられない問題が出てきた時。2〜3問くらい解けなかったとしても全体として大きな痛手ではないのだが、心に大きな動揺を生み、その後の試験に大いに悪影響を及ぼす。

→試験の基本、少し読んで分からない問題は最後にまわして解ける問題からときましょう!

みなさんの健闘を祈ります!!!

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